ユーミンが結婚後初めて発表したオリジナルアルバム「紅雀」。
「南」がテーマで、南方を守護する神「朱雀」をもじって「紅雀」にしたもの。
紅雀はスズメより小さい目白と比べても小さいらしいので、かなり小さな鳥です。
北アフリカから中東を経てインド、中国南部を含む東南アジア全域に生息するみたいですが、日本にはかご抜けした個体が野生化したものが定着してるそうです。

オリエンタルな小鳥ですね。
竹籠が似合いそう。
ユーミンはこの鳥を日本画で描いて風呂敷のノベルティにしています。
残念ながら手に入れることはできませんでした。

1978年3月5日発売のこのアルバムは全10曲。
01.9月には帰らない
02.ハルジョオン・ヒメジョオン
03.私なしでも
04.地中海の感傷
05.紅雀
06.罪と罰
07.出さない手紙
08.白い朝まで
09.LAUNDRY-GATEの想い出
10.残されたもの
しっとりとしたバラードの「9月には帰らない」で始まるラテンチックなアルバムです。
タイトルチューンの「紅雀」はA面の最後に入っています。
4曲目の「地中海の感傷」などはボサノヴァ風で「バルセロナ バルセロナ」で始まる大人っぽい曲。
ガウディの建築物が数多く残るスペインの都市で、この曲を聴いてからずっとあこがれていますが、まだ訪れることができていません。
そういえばこの頃はいつ完成するかわからなかったサグラダ・ファミリアですが、メインタワーが完成し、全体の完成が見えてきました。
時代の流れを感じます。
脱線してしまいましたが、新聞の評価では松任谷正隆氏のアレンジが過剰気味でユーミンのボーカルを生かしていないなどと書かれていて憤慨した記憶があります。
結婚後初、待望のオリジナルアルバムだった「紅雀」。
一生の思い出に残る珠玉の1枚です。
さて、記録にもほとんど残っておらず、私の記憶もあいまいですが、アルバム発売後、有楽町でミニコンサートを行っています。
当時有楽町で働いていた姉と現地で待ち合わせて見たことを覚えています。
チケットには紅雀の線画が描かれていました。
ユーミンが描いたものかどうかは定かではありません。
詳細をもう覚えていなかったのですがGrok君が探し出してくれました。
コンサートの詳細日付: 1978年4月15日(土)
会場: 有楽町そごう内 MUSIC PLAZA(小ホール規模のイベントスペース)
形式: DJコンサート(ラジオ番組連動のミニライブ形式)
公演回数: 2回(15:00開演と17:30開演)
チケット料金: 1,000円
衣装: 『紅雀』アルバムジャケットの衣装で登場
主催: ミュージックアンリミテッド(ユーミン所属事務所)
協賛: ニッポン放送
「このコンサートは、アルバム『紅雀』リリース直後のプロモーション的な小規模イベントで、結婚後の初の松任谷由実名義でのライブ活動の一つです。フルバンドでの本格的なリサイタルではなく、DJスタイルの親しみやすい公演でした。」(Grok)
なんと1,000円だったんですね。
Grok君の記事を見て段々思い出してきました。
僕にとっても初めて行ったユーミンのコンサート。
50年近く前のことだし、ユーミンを間近に見てぼーっとしていたこともあり、細かいところまでは覚えていませんが、その時の空気感はいまでも思い出せます。
大切な、大切な記憶の宝物です。


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