ひと夏の恋。ちょっとセクシーな松任谷由実・ユーミンのシングル、「入り江の午後3時」。そして「ジュリー~!」

ユーミン

「ハルジョオン ヒメジョオン」から約4か月後、1978年7月にユーミンがシングル「入江の午後3時」を発表しました。
夏のはじめでしたが、曲は夏の終わり頃、ひと夏の恋。
前のシングルとは一転、明るい曲ですが、切なさも漂う詞とメロディー。

♪濡れたシャツをしぼって
♪胸の下で結んだら
♪照り返す陽射しよりあなたの瞳
♪肌をさすの

とか

♪髪がまとわるうなじのあたり
♪あなた見ている気がしたら foll in love again

とか、ちょっとセクシー(?)。
珊瑚礁の海で芽生えた恋。
夏の終わりと共に消えていくせつなさ。
海に沈む夕陽に残る思い。
実際に経験することが無くても、誰もが夢みたことがあるシチュエーションではないでしょうか。

CREATOR: gd-jpeg v1.0 (using IJG JPEG v62), quality = 100

ちょっと大人っぽいジャケットの写真は葉山マリーナで撮影したとのこと。
ユーミンが大好きな湘南の海ですね。
珊瑚礁はないですけど。
葉山マリーナはユーミン関連で想い出深い場所なのでいつかまた書きたいと思います。

B面は「静かなまぼろし」。
フジテレビの音楽番組「ミュージックフェア」で沢田研二さんと共演した時に提供した曲です。
ユーミンは元々、沢田研二さん、ジュリーの大ファン。
公言していました。
番組の中で、ユーミンがピアノを弾いて、ジュリーが歌っていたのですが、ユーミンはボーッと夢みる少女のような表情をしていました。
その頃はビデオはまだ高級品で家にはなく、録画できなかったのが残念です。
曲はしっとりとしたバラードでレストラン(カフェかも)で昔の恋人が彼女を連れて入って来る、でも気づかれないようにしながら昔の恋を懐かしむ。
静かな店内で食器の触れ合う音や衣擦れの音、恋人同士の静かな会話などが聞こえてきそうな曲です。
この曲をA面にした方が良かったという人も。
僕はどちらも好きですけど。

沢田研二さんはこの曲を11年後「彼は眠れない」というアルバムに収録しています。
聞いたことが無い方は一度聞いてみてください。
ユーミンがジュリーのために書いただけあって珠玉のバラードとなっています。
※歌詞の一部が男性の言葉になっています。
ユーミンは1978年11月に発売した「流線形’80」に集録しています。

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