1983年8月25日、ユーミンが「ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ」をリリースしました。

ユーミンの髪がすごいことになっていますね。(怒られそう)
この曲は原田知世さんが主演したミュージカル「あしながおじさん」のためにユーミンが作詞・作曲しました。
当時角川春樹氏からユーミンに直接依頼があったそうです。
1983年7月25日に発売された原田知世さんの「ダンデライオン」はミュージカルのプロモーションの一環で、劇場・ビデオ店・書店などで特別販売され、オリコンなどのチャートでは対象外となりました。
当時ユーミンはインタビューで
「知世ちゃんの”これから大人になっていく感じ”を応援する曲にした」
と語っていたそうです。
当時原田知世さんは15歳、高校1年生。
映画「時をかける少女」(主題歌も)で国民的アイドルとなっていました。
そこでユーミンは
「少女が自分の足で歩き出す瞬間」
を象徴する曲としたようです。
シングルは特別販売でしたが、その後、1983年11月28日に発売された原田知世さんのアルバム「バースデイ・アルバム」に収録されました。
知世さんの16歳の誕生日だったそうです。

ん~もう透明感がハンパない。
声もそうですが、本当に透きとおるような透明感ですね。
この頃角川は薬師丸ひろ子さんを先に売り出していましたが、正直僕は原田知世さんの方が断然好きでした。
ユーミンも知世さんの「風に乗る綿毛のような声」を感じ取ってこの曲を書いたようです。
さて、原田知世さんの「ダンデライオン」が発売になった約1か月後、ユーミンもセルフカバーでシングルとしてリリースしました。
ユーミンのほうには「遅咲きのたんぽぽ」という副題がついています。
「遅咲きでもいい、という気持ちを込めた」
とユーミンは語っていたそうです。
知世さんの「少女の旅立ち」とは違って「人生の成熟」という思いが込められているように思います。
「知世ちゃんの曲を自分の人生に引き寄せて歌った」
とユーミン。
「同じ曲でも歌う人が変わる物語が変わる」
とも話していたそうです。
ちなみにダンデライオン(たんぽぽ)の花言葉は(主なもの)
愛の神託(Love’s Oracle)
真心の愛
神託 / 恋の予言
幸福 / 幸せ
希望
別離(綿毛が飛んでいくイメージから)
特に黄色いダンデライオンは「幸福・真心の愛」、白い綿毛の姿は「希望・旅立ち・運命」を象徴します。
この曲の歌詞の中にも真心の愛、希望、別離(旅立ち)などがちりばめられていますね。
ユーミンの「ダンデライオン」はその年の12月1日に発売されたアルバム「VOYAGER 」にも収められています。
シングルとはミックスがことなるようでより落ち着いた深みがあるものとなっています。
アレンジャーであり、プロデューサーでもある松任谷正隆氏は「VOYAGER 」の中で一番気に入っているを訊かれ「なんといってもダンデライオン」と言っていました。
本当にこの曲が好きだったみたいです。
もちろん僕も好きですが、このアルバムのなかで一番かどうかは・・・。

CDですが裏面も。

ユーミンの「ダンデライオン」のB面は「VOYAGER 」にも収められた「時をかける少女」。
この曲も原田知世さんにかいたものです。
映画の主題歌でしたね。
ということで「時をかける少女」は映画も含めて別の機会に書きたいと思います。
それではまた!



