3代目セドリック230誕生!
1971年2月23日、日産は3代目セドリック(230)を発売しました。
ボディはセダン、2ドアハードトップ、ワゴン/バンの4タイプです。
〇セドリックセダン


〇セドリック2ドアハードトップ


同時にグロリアも4代目、共通設計に
セドリックと同時にグロリアもモデルチェンジして4代目になりました。
セドリックとの違いはエンブレム、フロントグリル、ボンネットなどです。
〇グロリア2ドアハードトップ

ボンネットに違いはセドリックがライトの外側から膨らんでいて、センターに2本のラインが入っているのに対し、グロリアはライトの内側から膨らんで、センターに1本ラインが入っています。
主要スペック
『エンジンとメカニズム』
● 主力:L20型 直列6気筒OHC(2.0L)
最高出力:115ps(シングルキャブ)
GXグレード:125ps(ツインキャブ)

● その他のエンジン
H20型 直4 OHV(廉価モデル)
L26型(2.6L)— 1971年10月に鵜以下
● サスペンション
前:ダブルウィッシュボーン
後:リーフリジッド
クラシックFRセダンらしい構成。
● トランスミッション
1972年:電子制御AT「ニッサンEマチック」採用(国産初期の電子制御AT)
『サイズ(例:1972年式 2000GL)』
全長:4,690mm
全幅:1,690mm
全高:1,455mm
ホイールベース:2,690mm
車重:1,345kg
今の感覚でいうとコンパクトですね。
全長、全幅だけだと現行セレナの標準ボディとほぼ同じです。
国産初の本格 ピラーレス4ドアハードトップ
1972年7月20日、早くもマイナーチェンジを実施します。
フロントグリルやリヤフィニッシャーがより豪華なデザインになりましたが、一番のトピックは国産初の本格的な4ドアハードトップが追加されたことです。
〇セドリック4ドアハードトップ






デザインの特徴
カッコイイ!
230セドリック/グロリアは当時流行のアメリカ車的なコークボトルラインを控えめに取り入れつつ、過度に主張しない上品なスタイルとなっていました。
セダンと2ドアハードトップは少し地味に感じるくらいですが、追加された4ドアハードトップはエレガントで重厚。
4ドアなので法人需要にも対応できます(あったかどうかは定かではありません)。
そしてなんといってもこの解放感がすごいですよね。
今でもYouTubeなどで日産の旧車で4ドアハードトップを紹介するときは必ずと言っていいほど全開にして解放感を自慢しています。
現在の基準で言えばボディ剛性、安全性など疑問点だらけでしょうけど。
クラウンに勝った!
セドリック/グロリアのライバルと言えばトヨタクラウン。
それまで「白いクラウン」のキャッチフレーズでセドリック/グロリアを圧倒していました。
1971年2月、セドリック/グロリアと同じ月にクラウンもモデルチェンジ。
「スピンドル・シェイプ(紡錘形)」と呼ばれる、丸みを帯びたスタイルから「クジラ」の愛称で呼ばれていました。



斬新で革新的なスタイリングが、当初は歓迎されたものの、ボディー先端を絞り込んだデザインによってエンジンルームへの通風が不足し、夏季にオーバーヒートが続発してしまいました。
また、ボディーの先端形状の見切りの悪さから、取り回しに支障が出たことによる不評が相次いでとうとうセドリック/グロリアに逆転されてしまいます。
まあ、何といってもセドリック/グロリアに4ドアハードトップがあったことが大きいでしょうね。
こちらがグロリアの4ドアハードトップ。

デザインの好みは人それぞれですし、クジラクラウンはカッコイイだろ!という声ももちろんあると思います。
でもそれは今の視点でみているから。
当時小学生だった僕の目にはクラウンは正直不格好に見えてしまいました。
クラウンファンの方ゴメンナサイ。
でも、2ドアハードトップに関してはクラウンも超カッコイイ。
パーソナルユーズとしてはセドリック/グロリアよりも先進的でスマートです。


当時、このクラスで赤いボディカラーをイメージに使うところが凄いですね。
でもイイ。
角型2灯とカラードバンパーが似合っています。
中古車情報
2026年5月31日現在
カーセンサーに2台出品中。
いずれも4ドアハードトップで200~300万円。

グーネットに2台出品中。
いずれも4ドアハードトップ。
1台は200~300万円。
もう一台は価格応談。
まとめ
ということで、230型セドリック/グロリアは、「高級車らしさ」「合理化」「新しいスタイル」
の3つを同時に実現した、日産にとって非常に重要な世代です。
旧車としての人気も高く、今も多くのファンに愛されています。
いつものおまけ・現代に蘇らせたら
今回もAI君に蘇らせてもらいました。

いい雰囲気。
でももう一押し欲しいところ。

らしさはありますかね。
さらに別案。



現代的になりました。
どちらかというとFUGA?
いかがでしょうか。
それでは、また!





