日産 ローレル スピリット爆誕!ローレル に負けない豪華さ!?小さな高級車のはしり

クルマ

1982年1月、日産は新型小型乗用車を発売しました。
名前は”ローレルスピリット”。
そう、あのローレルのイメージを引き継ぐ小さな高級車です。

ローレルスピリット

販売系列はモーター店。
セドリックやローレルなどの高級車を扱う販売店です。
比較的大きな上級車中心なので、小型のエントリーモデルが必要になったようです。
特徴としてはローレルに似た格子型のグリル、異形ヘッドライト、ボンネットマスコット、クローム加飾(フェンダーミラー、ドアハンドル、サイドモール)など、高級感マシマシの見た目をしていました。
上級グレードでは写真のように
ツートンカラーも選べたということです。
塗り分け方が最新型のエルグランドと共通性があります。
ローレルスピリットのお手本になった当時のローレルはこんな感じ。

4代目ローレル
4代目ローレル
4代目ローレル インパネ
4代目ローレル 室内

4代目ローレルです。
登場時のキャッチフレーズは「アウトバーンの旋風(かぜ)」。
高級ではあるけどすっきりしたラインで、4ドアハードトップでありながら欧州車の雰囲気を漂わせていました。
見た目ではローレルスピリットのほうが豪華かも。
むしろローレルのほうが同年9月のマイナーチェンジで、豪華になり、ローレルスピリットに近づいたのかも。
こんな感じです。

4代目ローレル MC後
4代目ローレル MC後
4代目ローレル MC後 室内

風格がありますね。
個人的にはマイナーチェンジ前のほうが好きですけど。
もう一度ローレルスピリットと比べてみましょう。
1983年に追加されたターボです。

ローレルスピリット ターボ
ローレルスピリット ターボ
ローレルスピリット ターボ インパネ
ローレルスピリット ターボ 室内

なにか両車が歩み寄っている感じです。
ツートーンも似ていますね。
これならローレルから買い物用などで乗り換えても違和感がなさそうです。

ローレルスピリットのベースはサニーB11型。
1981年10月にFFに変身したサニーです。
エンジンは1300ccがあるサニーとは違って1500ccのみ。
E15S型(キャブレター)とE15E型(電子制御インジェクション)です。
ボディサイズは約4,050mm × 1,620mm × 1,390mm。
ホイールベースは2400mm。
車両重量は約820㎏~。
今の小型車と比べても、小ぶりで軽量です。
サニーとは明確に差別化され、メッキを多用した外観やローレルと共通のステアリング、モケットシート、専用トリム、パワーステアリングやパワーウィンドウなど快適装備も充実していました。
軽快な走りや扱いやすさなどはサニー譲りでよかったのですが、静粛性などで「本物の小さな高級車」としての煮詰めが足りないという意見もあったようです。
とはいえ、この頃の日本の上級車も「本物志向」というより豪華さを競っていましたのでそういう意味では間違っていなかったのかもしれません。
個人的には嫌いではなかったです。

さて、その後も日本の自動車会社は小さな高級車をたびたび発売していますが、なかなか本物と認めてもらうことは難しかったようです。
最近になって日産のノートオーラあたりからやっとプレミアムコンパクトが認められてきたように思います。

とういことで、オーラは5ドアハッチバックなので、やはりプレミアムと言えばセダン。
AI君に現代にローレルスピリットを蘇らせてもらいました。

Newローレルスピリット

ザ・セダン。
室内はいいですけどもう少しデザインに余裕が欲しいですね。

Newローレルスピリット
Newローレルスピリット
Newローレルスピリット

室内の居心地はよさそう。
豪華ですが何となくクラウンセダンの風味を感じます。

Newローレルスピリット

日産ぽくなりました。
外観は日本では売っていない日産のセダンに近いですけど。
でもサイズ的にも手ごろ。
室内も高級感があってよさそう。
セダンは厳しい状況にありますが、こんなセダンを望んでいる方も多いのではないでしょうか。
それでは、また。