「メトロポリスの片隅で」リリース
1985年8月1日、ユーミンのシングル「メトロポリスの片隅で」がリリースされました。
資生堂「フェアネス」のCMに採用された曲です。
以前、「星のルージュリアン」がポーラ化粧品のCMに採用されましたが、いよいよ最もメジャーな資生堂のCMで流れることになったのです。
都会的で洗練されたサウンドが当時の資生堂のCMにマッチしていると思います。

自立した女性
この曲は失恋をしてもへこたれず、都会の中で前向きに生きていく自立した女性を描いています。
ジャケットは海辺ですけど。
この頃からユーミンは都会で頑張る女性への応援歌が増えてきた気がします。
ごらん そびえるビルの群れ
悲しくなんかないわ
ときどき胸を刺す夏のかけら
きらめく思い出が痛いけど
私は夢見る SINGLE GIRL
強がりとも取れますが、自立した女性の気持ちをよく表していると思います。
このあと少ししてから始まるバブルに向けて、女性が力強く生きていく様を予言しているようにも感じます。
メトロポリスって?
ちなみにメトロポリスは日本語では 「大都市」「中心都市」 と訳されますが、語源はギリシャ語の mētēr(母)+ pólis(都市)で植民地を作る際の母都市(本拠地)を指していました。
また、1927年に公開されたモノクロサイレンス映画「メトロポリス」が有名ですが、この映画は
100年後のディストピア未来都市を描いていました。
イメージはこんな感じ(あくまでイメージです)。

製作は1926年なので100年後は今年です!
どうでしょう?
実現している部分もあるし、追いついていない部分もあるし、追い越しているところもあります。
今から100年後はどうなっているのでしょうね。
「DA・DI・DA」に収録
さて「メトロポリスの片隅で」はその年の11月30日に発売された「DA・DI・DA」に収録されました。

1988年にはTBSドラマのオープニング曲にも採用されています。
B面の曲
B面は「パジャマにレインコート」。
A面とは正反対で恋の終わりを感じながらも思いをはせる女性の切ない気持ちを描いています。
A面が女性の強がりならB面は本心でしょうか。
どちらの曲も女性の心には響くものとなているでしょう。
「パジャマにレインコート」は「DA・DI・DA」には収録されず1986年11月29日に発売された「ALARM à la mode」に収録されました。
こちらのアルバムの方が曲のイメージとあっていたのでしょうね。

さて時代はバブルに向かって一直線。
ユーミンはこれからますます話題を提供していきます。
それではまた!






