新型ニッサンエクサ発売
1986年10月14日、日産が新型ニッサンエクサを発売しました。
全モデルはパルサーシリーズの中のバリエーションでしたが、新型はパルサーから独立して単に「エクサ(EXA)」となりました。
とはいえ、一足早くモデルチェンジしたパルサーをベースとしており、リトラクタブルヘッドライトもより洗練された形で引き続き採用されています。
特徴的なのはロールバー風の太いセンターピラーで、それを境にボディ後半がノッチバックのクーペと屋根ごと大きくガバっと開くシューティングブレーク風のキャノピーの2タイプがありました。




高いデザイン性
北米市場を主眼としていたため、デザインはアメリカの日産デザインインターナショナル(NDI)が主導しています。
キャノピーのボディ後半の上屋は、同じ年にデビューの同じくNDIデザインのテラノとの共通性があり余す。

クーペとキャノピーは本来、同一の車で、稼働部分を着せ替えることにより、2タイプのボディを楽しめるものとして企画されました。
アメリカでは“自由に遊べるクルマ”としてそのまま発売されましたが、日本では法律の問題と、外したボディを置ける車庫があるような家が日本にはあまりない、ということで断念され、別々のボディタイプとして発売されました。
またクーペもキャノピーもセンタピーラーより前のルーフを外すことができ、オープンエアを楽しめる小型スポーツとなっていました。
エクサは1987年に米国工業デザイン優秀賞を受賞しています。
さらに日本でもエクサ キャノピーが62年度グッドデザイン商品・部門別大賞を受賞しています。
1988年にはこれらを記念して特別仕様車「L.A.バージョン」を発売しています。
すっきりしたラインでありながら高品質なデザインでリヤも特徴的ですよね。
この時期の日産は技術だけではなく、デザインも優れたクルマが次々に出たように感じます。
主要諸元
低いノーズ+リトラクタブルライトを持つワイド&ローのプロポーションのエクサの主要諸元です。
全長:4,230mm
全幅:1,680mm
全高:1,295mm(先代より60mm低い)
メカニズムは・・・
● エンジン
CA16DE(1.6L DOHC EGI)
最高出力:120PS
最大トルク:14kgm
→ 先代のE15系(SOHC/ターボ)から完全刷新。
→ DOHC化で高回転の伸びとレスポンスが向上。

● トランスミッション
5速MT
4速AT(先代の3速ATから多段化)
● サスペンション
前:ストラット
後:パラレルリンクストラット(先代はセミトレーリングアーム)
→ 乗り心地と操縦安定性が向上。
● ブレーキ
4輪ディスク(前ベンチレーテッド)
→ 後に一部グレードでリアがドラム化(1988年・L.A.バージョン タイプX)
グレードは1986年登場時はタイプA(標準)とタイプB(上級)があり、タイプBには14インチアルミホイール、パワーウィンドウ、集中ドアロックなどが装備されていました。
インテリアもGood!
エクサはエクステリアだけではなく、インテリアもがんばっていました。


モノクロでゴメンナサイ。
ちょっと角張っているものの、両サイドに集中的にスイッチを配置したメーターパネルや手触りのよさそうなバケットシートなど、なかなかにスポーティ。
まとめ
エクサは80年代に日産が提案したモジュール式パーソナルクーペとして記憶に残るモデルとなっています。
セールス的にはアメリカでは好評でそこそこ売れていたようですが、日本ではニッチ過ぎてイマイチだったようです。
実験的なモデルに挑戦しながら実績に結びつかないのが日産のつらいところ。
この積み重ねが苦境を招いているとも言えますが、生まれ変わろうとしている今の日産にはセールスだけではなく、挑戦する姿勢も忘れないでほしいですね。
そういった意味では次世代ジュークに期待です。

いつものおまけ・現代に蘇らせたら・・・
さて、ジュークはジュークとして、ニッサンエクサをEVとして現代に蘇らせたらどうなるかAI君に描いてもらいました。

いいけどパルサーエクサという感じですね。
5ドアバージョンもあります。

やっぱりパルサーっぽい。
別案。

イマっぽいですね。

5ドアも。
さらに・・・

フェアレディZの小型版?

コレカッコいいかも。
そして・・・


これ、いいんじゃないでしょうか?
N13の面影もあるし、コンパクトで実用性もありそう。
実車で見てみたいと思いました。
では、また~。





