高度成長期に誕生した日本を代表する 日産プレジデント 誕生は トヨタセンチュリー より早かった!

クルマ

1965年10月日産は初代プレジデント(150型)を発表しました(発売は12月)。
国産初の本格ショーファードリブンカーとして、全長5045mmの堂々たるボディを持っていました。
エンジンは4.0L V8(Y40型)180psと3.0L 直6(H30型)130psの2種類。
全長5045mm、全幅1795mm、全高1460mm、ホイールベース2850mm、FRでトランスミッションは3速ATがメインとなります。

初代プレジデント150


初代プレジデント150
初代プレジデント150

威厳のあるスタイルですね。
当時としてはめちゃくちゃデカいセダンです。
真後ろから見るとこんな感じ。

初代プレジデント150

シンプルだけど迫力がありますね。
NISSANはいま流行りのバラ文字です。
ちなみにV8・4Lはフロントグリルに「V8」のエンブレムが輝いています。
エンジンルームを見ると・・・

初代プレジデント150

ナンバープレートに4000の文字が見えるのでたぶんV8です。

プレジデント誕生の背景は、1960年代、高度成長期に入った日本で、官公庁・大企業から要人を乗せるための純国産のフルサイズ高級車が必要だという声が高まってきました。
当時はロールスロイスやキャデラックに頼っているのが現状でした。
日産はセドリック・スペシャル(1963)など大型化を進めていましたが、その延長線上でプレジデントの開発を進めていました。
佐藤栄作首相専用車、高松宮家御料車になるなど官公庁・企業重役・皇族を顧客層としていました。

プレジデントが誕生してから2年後、1967年にトヨタは豊田佐吉生誕100周年を記念してセンチュリーを誕生させます。

初代センチュリー

全長4980mm、アルミ製の3.0L・V8エンジンを積んでいました。
宇治平等院の鳳凰をモチーフにしたエンブレムをグリルに飾っています。
国産初のエアサスペンション、オートライト、ビルトインエアコンなど先進的な装備を持っていました。
プレジデントの「威厳・重厚」のアメリカ的高級車指向に対して、センチュリーは「和の格式・静粛性」といった日本的高級車を志向していました。

1997年までエンジンの変更や内外装のリフレッシュなどあったもののこのままのスタイルをつらぬいたセンチュリーに対し、プレジデントは1973年に大幅な改良(車両形式が150→250にかわったので法的にはフルモデルチェンジ)があり、よりアメリカンないかつい外観になりました。

250プレジデント
250プレジデント
250プレジデント
250プレジデント

リヤもごついですね。
でもシートはフワフワで座り心地よさそう。
インパネは運転手は主役ではないので先進性はあまり感じません。
しかし、木目を多用するなど高級感があります。
さらに1982年にマイナーチェンジを行い、角型4灯でさらにいかつくなっています。

250プレジデント

250型のプレジデントは子どもの頃、街でもよくみました。
センチュリーより多かったイメージもあります。
実際には販売力の差もあり、センチュリーが若干上回っていたようですが、いずれにしてもそう売れるカテゴリーでもなく、似たような販売実績になっています。

プレジデントは1990年のモデルチェンジまで基本的にこのスタイルを続け、センチュリーは1997年まで2世代目にバトンタッチするまでロングラン生産されました。

さて、今回もこのアメリカンなプレジデントをAI君に現代に蘇らせてもらいました。
全個体電池を搭載したEVを想定しています。

新プレジデント

150型的ですね。
悪くなない。
でもやはり250に近づけたいですよね。

新プレジデント

なかなか迫力があります。
ここまでいけば日本的奥ゆかさをもつセンチュリーに対抗できるのではないでしょうか。
まあでもせっかくなのでもっと先進的な案も。

新プレジデント

レクサスLS風。
スマートだけどちょっと威厳が足りないですよね。
こんな案も。

新プレジデント

サイドは250型の次のJG50型に似ていますが、フロントとリヤはなかなか面白いのではないでしょうか。

最後におまけ、センチュリーも。

新センチュリー

自動運転でしょうか。
さすがにトヨタの粋を尽くした現在のセンチュリーにはかないませんね。
それではまた!